十一月一日(月) 雨のち晴

 

 

 

 

 

 

日本昔話「もも増田太郎」

 

 

 

 

 

Long Long Time Ago....

 

 

 

 

 

 

村はずれの小さな家に二人の男が住んでいました。

1人は賭け事に強い少し太めの男、盃満酢(ハイマンス)

もう1人は頼りなさそうなメガネを掛けた男、気陰(ケイン)

 

生活費などの家の全ての権力を握っているのは盃満酢。

気陰は気が弱いため盃満酢に逆らうことが出来ないでいました。

泣く泣く従う日々・・・

それでも二人は仲良く、とは言わずも何とか生活をしていました。

 

 

ある日

いつものように気陰は川へ洗濯に、盃満酢は村へ賭け事をしに出かけました。

「気陰、今日もたっぷり儲けてくるからな」

「はい。お願いしますね。何てったって家の生活費は全て盃満酢さんの儲け金で持っているようなもんですから」

「ああ、泥舟に乗ったつもりでいろ」

「(大船の間違いでは)分かりました」

「お前はしっかり家事をこなしておけよ」

そうして二人はそれぞれの場所へ出かけました。

 

 

気陰は河で洗濯をしていました。

「ふー・・・疲れた・・・少し休憩でもしようかな」

そう言って、腰を下ろし流れ行く河を静かに1人寂しく眺めていました。

「何で僕、盃満酢さんと一緒に住んでるんだろう・・・こんなんじゃ僕いつまでたっても扱き使われっぱなしだよ・・・」

はぁー・・・・

溜息一つ。

どうやら悩み事も多い年頃のご様子。

と、その時。

 

どんぶらこ、どんぶらこ

 

河をゆったりとしたスピードで流れてくる大きな、大きな・・・

「あれは・・・」

それはとても大きな、桃色というよりも朱色の桃。

「うわっ・・・でかっ・・・」

 

どんぶらこ、どんぶらこ

 

「しかも今時どんぶらこ、って・・・」

気陰は少し、ヒキ気味。

すると桃はだんだんと気陰のいる場所まで流れて着て・・・

「えっ・・なんで・・!?」

気陰の目の前でピタリと止まりました。

ゆらゆらと河に揺られつつも、そこで止まる桃。

気陰はとりあえず今晩の食料にでもなれば、

そう思い桃を河から引き上げました。

そしてその大きくずっしりと重い桃を抱え、いそいそと帰っていきました。

 

 

 

 

 

 

「今帰ったぞ」

夫気取りな盃満酢、ご帰宅。

と、盃満酢が目にしたものは

「な・・なんだ!?そりゃ!?」

気陰が拾ってきた大きな桃

「キモっ!!!!」

「河で拾ったんです。どうです?美味しそうでしょ?」

気陰は目をぎらぎらさせ、涎でも垂らしそうなイキオイで桃を大事に撫でていた

「おまっ・・・それ、食うのか・・・?」

盃満酢が恐る恐る言うと気陰はにっこりと微笑み、

「勿論ですv」

となんとも純情で可愛らしく言った。

盃満酢はそれを見て少しヒキ気味・・・。

「(気陰ってこんな奴だっけか・・?)」

 

 

 

 

 

 

 

そして桃の入刀式(違;)が始まった

気陰の手には大きな斧

隣りには怯える盃満酢

「(気陰の人柄が・・・)」

「よーっし。じゃあ斬りますよー?」

斬るじゃなくて切るなのでは?

そう言う疑問はさておいて。

「えいっ!!!!」

 

 

ブシュー

 

 

「いてぇっ!!!!!」

 

 

 

「「え・・・・?」」

 

桃から出てきたのは

甘く、肉厚果汁たっぷりの果肉ではなく

額から血を吹き出している漆黒の髪の二枚目男。

 

「え・・何・・・」

「お前っ!!なんてことをしてくれるっ!!!!くらえっ!!!」

 

パチン

 

ボゥ

 

「あちぃ!!!!」

 

桃から出てきた男が指を擦ると焔が上がり、

そして盃満酢のあまり多いとはいえない髪の毛に直撃。

あまり多いとは言えない髪の毛がチリヂリになった

「てめっ!!!あんた斬ったのは俺じゃなくて気陰だっての!!!」

「あーあ・・これでは痕が残ってしまうな・・・女性に嫌われてしまうではないか・・・」

「おまっ、聞いてんのか!?」

どこから出したのか、手鏡を手に、額を気にしている黒髪の男

「まぁまぁ、盃満酢さん。えっと・・あなたのお名前は・・・」

「私か?私はロイ・マスタ「やっぱり桃から出てきたし、桃太郎にすべきじゃねぇ?」

「おい!人の話を「でもそれはあまりにも在り来たりすぎでしょう」

「お前ら「じゃあ桃次郎」

「だからっ「次男じゃないんですから」

「人の話を聞っけーぃ!!!」

 

パチン☆

 

ボゥ

 

「だぁ!!あっちぃ!!!!何で俺ばっかりなんだよ!!!」

「ふぅー・・私はロイ・マスタング。一応この物語の主人公だ」

「マスダさんですか」

「ちげぇ!!!」

「じゃあお前の名前は増田太郎で決定だな☆」

ロイ・マスタング(29)、軽くシカトされる

「何でそうなる!?」

「「何でも。」」

 

そうじゃないと話が続きませんから

 

「ってことでここで住ませてやる」

「な、なぜ私がこんな男ばかりの小汚い小さな小屋のような家でっ!!」

「でも怪我させたの僕達だし」

「"達"、じゃなくて"お前"な」

「だったら病院連れて行けっ!美人看護婦付きの個室に入院させろっ!!」

「うるせーな。人がせっかく厚意で言ってんのに」

「すみません。増田太郎さん。この家には病院に入れるほどのお金はないんです」

「フン・・・この家の見てくれでわかるわ、そんなもん」

「てめっ・・・(怒)」

「ま、たまには小屋に住む一般人の気持ちを味わってみるのも悪くない」

「〜〜〜〜!!!」

「とういうわけで世話になるぞ。デブ、それにチビ」

「ぶっ殺す!!!!!!」

 

 

そんな訳で増田太郎(ロイ・マスタング)の登場により3人で仲睦まじく住むことになりました。

ロイ・マスタング(29)独身。

いい歳こいて桃から出てきて格好つける見た目は大人、頭脳も大人

気陰と盃満酢により新たに名づけられる

命名『増田太郎』

こうしてここに1人の英雄が生まれようとしていた

 

 

 

続く・・・のか?

 

 

 

 

 

 

 

はぁー・・・。

日本昔話「桃太郎」編!!!!

イキオイで書いちゃいましたが。

意味分からんです;

日本語メチャクチャです。

これでも日本人ですか、私。

正真正銘莫迦ですね、私;嗚呼・・・

それにしても気陰盃満酢って・・・(一発変換、これだったんで;)

 

そういえば昨日の新撰組、見ました?

 

「先生・・・これでよかったんですよね」

「平助・・!!!死んではならんっ!!!!」

 

パタリ

 

「平助ぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」

 

というわけで藤堂平助がお亡くなりになりました。

山南さんのとき同様、メチャクチャ泣けましたよー・・・るるる

はー・・・京都行きたいな・・・

 

 

 

・・・そうだ。京都へ行こう

 

 

 

っていうCM、昔ありましたよね?(あれ、この辺だけの放送だったかしら?)

そんな思いつきで京都にいけるもんなら誰しも苦労はしない。

何時間掛かると思ってんだ、コンチクショー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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