十一月九日(火) 晴天
日本国民なら誰もが知っているアノ曲。
君が代
そろそろ卒業シーズンに向かっているということで
この曲を練習する学生さんも多いかと。
ってことで今日はちょっとそれについて話そうと思います。
君が代の歌詞、皆さん書けますか?
君が代は
千代に八千代に
細石の
巌となりて
苔の生すまでに
↑これ。
この曲(歌詞)の意味分かります?
私は最近まで知りませんでした。
元々、この歌詞、和歌なんですってね。
古今集に載っていて、誰が謳ったか不明の詩ですが。
最初この詩、ちょっと歌詞が違ったそうです。
というか最初(冒頭?)
歌い出しの
君が代
これ、最初は
我が君よ
だったそうです。
で、意味。
知っている方も、歌詞を見てピンと来る方も少なくないと思いますが。
この詩、大切な人(恋人とかかな?)に謳った曲なんだって。
千代に八千代に
ってのは千年も八千年もって意味で、
細石(本当は小石と書くそうです)はそのまま、小石で
巌ってのは大きな石とか岩、みたいな意味。
小石って積もれば積もるほど大きくなるじゃないですか。
だから小石が岩になるまでって意味ですね。
で、
苔の生すまでに
ってのは苔が生えるまでって意味です。
つまり岩に苔が生えるほど長きに渡って、ってことですね。
詰まるところ。
我が君(恋人)よ、千年にも八千年にも渡って
小石が大きな岩となり、
それに苔が生えるまで
あなたは長生きをしてください
こういうこと(え。ってゆうか私の下手くそな訳ですみませっ;)
単刀直入に言ってしまえば
この曲は長寿を願う詩なんスよね。
ちなみに誰が謳った詩かは不明ですが、今のところ解っているのは
おそらく女性が謳った詩だろう、と。(ほら、我が君、って言ってるし)
ちなみに『君が代』が国歌として正式に制定されたのはごく最近のことらしいです。
2000年かその前後あたり?
それまでは国の代表曲であって国歌ではなかったそうです。
驚きですよね。
私、昔からずっと、これが国歌だとばかりに思ってましたよ
あれ、私だけ?
今まで何も知らずに歌ってましたけど
こういう意味を知ってしまうとちょっと考えが変わりますよね。
なんてロマンチックな・・・プッ(え)
学生さんはこれからこの曲を歌う場面もあると思います
その時はこの意味を思い出してから歌うといいと思います。
・・・・それだけです。
つまんなくてすみませんってか説明下手ですみません。
この説明で意味を解する人っているのかなぁ・・;
以上!
しるによる国歌の授業終わりっ!(え、授業だったの?)
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