家族連れ

恋人

友達

ファンタジー

戦争

恋愛

 

 

 

 

 

連想ゲーム

 

 

 

 

 

「これらの言葉から連想できるものはなんだと思う?」

「難しいな」

ども。ジャン・ハボック少尉であります。

セントラルに移動になってしばらくが経ち、

最近ではやっと都会のやり方に慣れてきました。

毎日繰り出される少尉の突飛な発言にも慣れてきました。

今はちょうど昼休みで、

少尉と一緒に食事をして、それで食後の一服をしてる時、

少尉が「息抜き程度に連想ゲームをする」と断言してきたので連想ゲームをしているわけであります。

「家族連れ、恋人、友達でファンタジー・・・?」

連想ゲームの出題者は少尉。

当の本人は優雅に食後のコーヒーを啜っているんだけど・・・

「んー・・戦争・・・恋愛・・・・?」

「まだか?」

「ヒントは?」

「ない」

「ないってあんた・・」

「ないもんはない」

「少しだけ!」

俺がパンと手を合わせて頼み込むと(なんでこんなゲームに必死になってるんだろう、俺)

少尉は少し考えゆっくりと話出した。

「ある意味現実逃避」

「はぁ?」

「そうだな・・・ハリーポッター」

「ハリーポッター?」

「これで分かるだろ?」

「ハリー・・・映画?」

「正解!」

そう言って嬉しそうに笑う

少尉は最近、よく笑うようになったと思う

「ファンタジー映画、戦争映画、恋愛映画など色々なジャンルがあるだろう?」

「でも家族連れとか恋人ってのは?」

「ハボック少尉は映画を1人で観に行くのか?」

「ああ。そういうことか」

なるほど。確かに誰も映画館に1人では行かないか

「それで、だ」

そう言ってゴソゴソとポケットを漁る少尉

口調は男っぽいってかそっけないくせにこういう仕草は正直可愛いと思う

「これ」

「チケット?」

ポケットから出されたのは2枚の映画の招待券

「もうすぐ期限が切れてしまうのだが、行く相手がいない。一緒に行かないか?」

少尉と俺と2人で?」

「私が相手では不満か?」

そう言って顔を顰める

よく笑うようになった、というより表情が豊かになったと思う

「いや。ってか俺が相手でいいのか?」

「なぜだ」

「だって俺、男だぜ?」

そう言うと少尉は意味がわからないという風に首を捻る

「男は汗臭いからいやなんだろ?」

「映画に一緒に行くだけだ」

「そうか」

「で、行くのか?行かないのか?」

「行くよ。喜んでご一緒させていただきます」

「・・・よかった」

「?」

「断られるかと思った」

そう言った彼女の表情がすごく可愛かった

これは世の男が見てたら普通に惚れるだろうな

「では暇な日をまた教えてくれ。それから時間を決めればいい」

「ああ。」

 

こうして彼女に誘われ、

俺達は映画を見に行くことになった

 

 

ハボックとの関係
35l/100l

 

 

言い訳(反転)
私の他に、1人で映画を観に行くという人は果たしてどれくらいいるのだろう。
ということは置いておいて。
久しぶりの更新なのにいきなりデートのお誘いをさせてしまいました。あわわ;
なんで映画かって、私が極度の映画好きだからです。
ちなみにこの連想ゲームはある友達が考案したもので、私はすぐに答えが出ました(笑)
脳みそからっぽで頭が柔らかいんです、私(乾笑)
・・冒頭でも言いましたが私、1人で映画観に行きます(←寂しい女・ボソ)

 

ブラウザバックしてくれたまえ

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送