少尉と映画に行く約束をした

つまりデートの約束

 

 

 

噂が広まるのは早い

 

 

 

「ハボック!よかったな!彼女ができて!」

昼飯時が終わってオフィスに戻るとブレダが開口一番に言ってきた

・・・彼女?

「ハボック少尉おめでとうございます!!」

フュリーもファルマンも、あのホークアイ中尉までもがニコニコしてた

「・・彼女って?」

「何とぼけてんだよ!!!」

とぼけるも何も
彼女なんて出来た覚えないし
出来るもんなら欲しいけど
出会い、ないし
最近よく話す女といえば
あの少尉だけだし

俺が、わけがわからないという顔をしていたら
ブレダがさらっと言った

「それにしてもあの少尉を射止めるなんてお前も中々やるなぁ!」

「はぁ?」

少尉?
俺の彼女が?

「全くです。女好きで前は男を毛嫌いしてたと聞いてます」

「最近よく笑うようになったって言ってましたし」

「デートにも行くんでしょう?」

・・・そういうことか

「別に・・・映画、一緒に行くだけっすよ」

「「「え・・?」」」

それだけ?
といったような
抜けた表情をする面々(ホークアイ中尉以外)

「おま・・」

「別に付き合ってるわけじゃないし」

「でも最近、よく一緒にお昼してるじゃないですか」

「一緒に飯食ってるだけだ」

それで、今日みたいに連想ゲームやったり
しりとりやったり
前は確か手品を披露させられたっけな
中々うまかったな・・・

「でもでも、少尉が男と一緒にいるなんて異常だ!って皆さん騒いでましたよ?」

「でもやっぱり付き合ってねぇし」

あいつは男に興味がねぇからな
どっちかってゆうと女好きだし(しかも美人限定)

ってゆうか

「なんで映画行くこと知って」

「やぁ、みんな」

俺が話し終わる前に
大佐がめちゃくちゃ笑顔で入ってきた
なんて爽やかな笑顔だ

「ん?どうした、みんな」

「大佐!ハボック少尉、まだ付き合ってないって言ってますよ!」

「何!?デートに誘われたのにか!?」

「・・・大佐っすか・・・」

変な話を皆に言いふらしたのは
それ以前に
何でデートのこと、知ってんすか・・・

「むぅ・・・だがどう見てもあの雰囲気は恋人同士の雰囲気だったぞ」

甘くて
誰も入り込めないような二人の世界
そんな感じだったぞ

そう大佐はニヤニヤと笑いながら言う
・・・盗み見ですか・・・(溜息)

「あのですね、大佐」

「おお!そうか!今度のデートで彼女をモノにする気だな!?ハボック」

「ちが」

「さすがハボック少尉!計算高い!」

「だから」

「ほほぅ。ということは遂にハボックにも春が来たってことか」

「おまえら」

「おめでとうございます!ハボック少尉」

「ちょ」

「おい、ハボック!今度、俺にも女紹介しろよ!」

「人の」

「私も是非お願いします」

「話を」

「ぼ・・僕もできれば・・」

「だから人の話を聞けって」

「おめでとう、ハボック少尉」

ポンって肩に軽く手を乗せるホークアイ中尉
・・・あなたもですか・・・

皆ニコニコと嬉しそうに
いや、楽しそうに、面白そうに俺を見る

・・・もう、どうにでもなれ(泣)

 

 

ハボックとの関係
40l/100l

 

 

ごめんね(反転)
んー。さん、出てきてませんが(苦笑)
次でやっとデートです(多分)
今回の話についてはあまりコメントがないんですがね、
これだけは是非聴きたい。
大佐は耳だけはいい、と思うのは私だけですか?

ブラウザバックしてくれたまえ

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送