最近思うことがある

彼は私のどこを好きになったのか

 

 

 

アイのコトバ

 

 

 

ちゃ〜んv今日もちっこくて可愛いでちゅね〜vvv」

ぎゅぅって抱きつく男、藤堂平助

「平助・・・そのバカにしたみたいな赤ちゃん言葉やめてくんない?」

「そうやってちょっと嫌がる姿も本当に可愛いなぁv」

 

彼、藤堂平助。

優しくて強くて、大の小さい物好きなクラスの人気者

私の彼氏

 

私、

身長145センチ、クラスで一番背の低い女

平助の彼女

 

「〜〜もう!!!平助!!!いい加減にして!!!」

「むー。は何が嫌なの?抱きつくの?それとも可愛いって言われるの?」

「小さいって言われるのが嫌なの!!」

「えーだってホントのことじゃん。それにいいじゃん。小さいの。可愛いしv」

「はぁ・・・」

「なんでそこで溜息付くの?」

「もういいよ・・・」

「ちょ・・〜!!!」

 

彼は

私が小さいから好きになったのだろうか

 

もともと私が告白して始まった恋愛

私が告るまで彼は私のことなど知らなかったに違いない

私が告って

私が小さかった

だから付き合ってるのか?

 

「って最近常々思うわけだよ。新八クン」

とりあえず平助の友人、永倉新八に聞いてみる

「ううん。それ大いなる間違いダヨ」

「どこが?どこら辺が大いなる間違い?」

「全部」

「何で?」

「まず・・告るまでちゃんのこと知らなかった。これは間違いだよ。だって同じクラスじゃん?
知らないハズないじゃん。」

「ああ、そっか。」

どんなにバカでも同じクラスなら顔くらいは知ってるか。

「それと小さかったから付き合った。これも間違いだよ。だって平助は元々ちゃんに気があったわけだし」

「そうなの!?」

「そうなの。『うちのクラスのちゃんって言ってさ〜ちょー可愛いのvvすっごい好きv』って
平助言ってたし」

「・・・でもそれってただ、クラスで一番小さいから好き、なんじゃないの?」

「・・・君も中々疑り深い人間だね」

「うん。疑い始めたらとことん疑うわよ、私は」

浮気とか

気がないとか

マイナスなこと、考え始めたらキリがない

これは誰だって同じだと思うけど

「で?ちゃんはどうしたい?」

「平助のホントの気持ちが知りたい。だって私、まだ平助に一度も『好き』って言われたことないもん」

「ウソ!?」

「ホント」

「ウソだよ!毎日言ってるじゃん!!それ類の言葉」

「それ類の言葉でしょ?『可愛い』とか。でも『好き』ってまだ言われたことない」

ホント

可愛いとかは正直聞き飽きた

一度でいいから平助の口からスキって言われたい

 

なんで

言ってくれないのよー・・・

へーすけの馬鹿ぁ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰りの時間

「あ!〜vvv一緒に帰ろ〜vvv」

平助登場

私の隣りは永倉新八

「あれ?なんで新八っつぁんが一緒にいるのさ?」

「平助。今日、ちゃん借りるから」

「何で?」

「何でも。責任持って家まで送るからさ。だから平助は1人で帰ってよ」

「ちょ・・な・・・?ホント?」

「うん。ごめんね」

「新八っつぁん。ちょーっといいかな?」

「何?」

平助は溜息をつくと新八クンに向かって言った(私の存在は無視かよ)

「何で?何で新八っつぁんがと一緒に帰るの?」

「何で理由言わなきゃいけないんだよ」

「・・・まさか新八っつぁん」

「何?」

のことスキになっちゃったとか・・・?」

「うん」

ちょ・・!!!

何言ってんだよ!!永倉〜!!!!!(呼び捨て)

何を血迷った!?!?!?(自分卑下)

「うんって!!!ハッキリ言うなぁ、おい」

「だってちゃん可愛いし。女の子としてすっごい魅力的な部分持ってる。
前々からいいなって思ってたんだよ。平助はちゃんのこと、小さいからスキなんでしょ?
小さい子なんてそこら中にいっぱいいるんだから、ちゃんは俺に譲ってよ」

なんてことを言い出すんだ、永倉新八!!

おそるおそる平助の方を見ると

平助はぽかんとしてて

なんとも間抜な表情をしてた

・・・なんで否定してくれないかなぁ・・・・

「ね?いいでしょ。平助はちゃんのこと実は愛してなんかないでしょ?俺は愛してるよ」

「・・・っざけんなよ!!!」

そう声を上げて

パン

って乾いた音が鳴って

 

一瞬全てがフリーズした

 

気を戻して

隣りを見ると

赤く染まった頬を押さえる、倒れこんだ新八クンと

見事に平手をかました平助が

 

・・・一体なんでこんな状況になってしまったのでしょうか?

 

「俺はっ!!俺は小さいからのことスキになったんじゃない!!の色んなとこ見てスキになったんだ!!
俺はを愛してる!この世で一番愛してる!!!!!」

こんなことを叫んだ平助は多分

周りが見えてないんだろうな

なんて、

初めて愛の言葉を言われたのに

他人事のようにそれを聞いていた

 

新八クンは頬を押さえて立ち上がると

平助ににーっこりと笑って

バシって

拳で殴った

勿論平助は倒れこんで

頬は真っ赤で

呆然としてた

 

ちゃん、よかったねv平助のホントの気持ちが聞けて」

 

・・・そういうことですか

 

「・・何?それ、どーゆーこと?」

「どうゆうもこうゆうも、そーゆーこと」

新八クンは倒れこんだ平助を見下ろして言った

「平助さ、1回もちゃんにスキって言ってないでしょ?だから言わせただけ」

「・・・」

「あんまり可愛い彼女を不安にさせちゃダメだよ〜」

そう言って新八クンは手をひらひらさせて帰って行った。

 

私は平助に手を出し

平助はそれを取って

立ち上がる

 

「平助。帰ろっか」

 

 

この一件以来

藤堂平助は

毎日、所構わず

アイのコトバを口にする。

 

 

 

終われ

 

 

 

ごめんなさい(反転)
強制終了です。だって長いんだもん;
なんか書きたいことが上手くまとまらなくてさぁ・・・(言い訳くさー)
ちなみに最初、タイトルは「小さい物が好きな彼」でした。
このタイトルをテーマに書いてたんですが、どんどん変な方向に勝手に行きやがりまして(自分で書いたくせに)
それでこんな意味不明な駄文中の駄文として終わってしまったわけです。はい。
えー、幻を見たとでも思って軽く目を瞑ってやってください;
嗚呼新八っつぁんスキだなぁ!!!(←こればっかり)
平助も好きなんだけどね、だけど永倉さんが一番好きv
ちなみに愛してるのは沖田さんvv
これさ、永倉夢の「惚互」と同じ展開ですよね。内容同じ・・・;
うわーごめんなさい;

 

ブラウザバックしてくれたまえ

 

 

 

 

 

 

 

 

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