静まり返った司令部に

カタカタとタイプライターを打つ音が響く

 

 

 

 

 

ちょっと休憩

 

 

 

 

カタカタカタカタ

「ふぅ・・・・」

カタカタカタカタ

「んー・・・?」

カタカタカタカタ

「あ・・・」

カタカタカタカタ

「やば・・・」

カタカタカタカタ

「うわ・・・」

 

 

「・・・・・・・あー!!!!!!!もう止めだ止めだ!!!!!」

 

ハボックは打ちかけの書類をくしゃっと丸め、ゴミ箱に投げ捨てる

「チッ・・・何で俺がこんな仕事を・・・」

 

数時間ほど前、

ブレダが体調不良で帰った

 

『ブレダ少尉、もう帰ったほうがいいわ。顔色悪いわよ』

『いえ、でも今日はまだやらなきゃいけない書類が・・・』

『ああ、それなら安心しろ。ハボックがやってくれるそうだ』

『!?大佐!?俺、そんなこと一言も・・・』

『ゴホゴホゴホゴホゲホゲホ!!・・・やっぱりいいですよ、俺、やりますから』

『でもブレダ少尉・・』

『あー・・・ブレダは頑張るなぁ・・・それに引き換え、ハボックは・・・』

『あー!もー!!わかりましたよ!!俺、やりますから!!』

『ホントか!?いやー悪いなぁ、ハボック。んじゃ!あと頼むわ!』

そう言ってブレダは満面の笑みでスキップでもしそうなイキオイで帰って行った

『・・・・元気満天じゃねぇか・・・・』

 

 

 

「はぁ〜・・・今日は久しぶりに早く帰れると思ったのに・・・」

ハボックは溜息を吐きながらまたもタイプライターと向き合う

それを見てまた一つ盛大な溜息を零す

時計を見ると零時を回っている

「今日は帰れんな・・・」

そう一言だけ零し、またも溜息を吐く

 

カタカタカタカタ

「うわ・・」

カタカタカタカタ

「しまった・・」

カタカタカタカタ

「あー・・・」

カタカタカタカタ

「やべ・・・」

カタカタカタカタ

「むー・・・」

 

 

「・・・・・だー!!!!もー!!!!!やってられっか、こんなもん!!!!!」

そう言ってまたも書類を丸めゴミ箱に投げ捨てる

何度やっても打ち間違える

眠くて回らない頭で何度やっても全然上手くいかない

その上空腹ときた

ハボックは中々進まない仕事にイライラしていた

「チッ・・まったく・・・なんだってこんなこと」

そう言ってタバコを一つ口に咥える

 

カチャ

「あれ・・・ハボック少尉、まだやってらしたんですか?」

「んぁ?」

声がし、そちらを振り向くと情報部のがいた

「ああ・・・か・・・」

「話、聞きましたよ。ブレダ少尉の仕事を引き受けたって。お優しいんですね」

「優しい?べっつに・・・無理矢理そうなったってだけだし」

「でも文句いいながらもちゃんとやってるじゃないですか」

「仕事だし・・・」

はクスクスと笑う

ハボックは全身の血が顔に集まったような錯覚を起した

顔が熱い

 

は仕事の出来る優秀な人材だ

以前はヒューズ中佐の元で動いていた

それ故にか、ロイの部下であるハボックとは面識もあった

ロイがセントラル移動になり、話す機会も増え、人並みに交流はあった

 

 

「あとどれくらいですか?」

「んー?この書類の清書と、あとこれをまとめて・・・あとは資料を見てそれをまとめて・・かな」

「沢山ありますねぇ・・・何か手伝いましょうか?」

「ん、いや。いいよ。も今まで仕事だったんだろ?」

「ええ。でも私はもう終わりましたし・・・」

「いいって。疲れてんだろ?今日はもう帰って休めよ」

「んー・・・はい。じゃあ、お先に失礼します」

「ああ、お疲れ」

は一つ令を取ると、司令室から出て行く

ハボックはそれを見届けるとまたタイプライターに向き合った

 

カタカタカタカタ

「よし・・・」

カタカタカタカタ

「ん・・・」

カタカタカタカタ

「お・・・」

カタカタカタカタ

「よっし!できた!!!!」

 

数分後

一つの書類が出来た、とそこへ

「終わりました?」

「え・・・?」

また声がしたと思い振り返ると帰ったはずのがいた

「どした?」

「コーヒー、飲みますか?」

見るとは一つのカップを持っていた

「ああ、すまねぇな。ありがと」

「いいえ。じゃあ私はもう帰りますので、頑張ってください」

「あっと、!ちょっと待って」

「?」

カップを受け取り、それを机に置くとハボックはの腕を掴む

そして

強引に自分のほうに引き寄せる

「わゎ・・・」

はハボックの胸に倒れこむ

 

「は・・ハボック少尉!!!」

「んー・・・気持ちー・・・」

「ちょ・・!!何やってるんですか!!!」

「いや、ちょっと休憩ー。あー・・癒されるー」

「ハボック少尉!!!」

「あと少しだけ」

「〜〜〜〜!!!もー・・・」

 

ハボックは抱きしめる腕に力を込める

 

放したくない

 

 

 

 

「あの・・もういいですか?」

「ああ、わりかったな。コーヒーありがとな」

「はい、じゃあお先に失礼します」

「お疲れさん」

出て行ったを優しいまなざしで見つめるハボック

そしてまたタバコを咥えそれに火をつける

 

 

「さて、あと少し頑張ろ」

 

 

 

 

終われ

 

 

 

ごめんなさい(反転)
どうしたいのかよくわからぬまま書いてしまいました。
その結果がこれですわ、奥さん。
ダメですね、書きたいこと固まってないのに書き進めちゃ(苦笑)
意味わかんない夢でごめんなさい;

 

ブラウザバックです

 

 

 

 

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