いつもウザイ程にくっつく男

いつもそれを取り払う女

2人は

まだ恋人じゃない

フュリー曹長の観察日誌〜その内ね〜

「〜ｖｖｖ」

「ハボ。ウザイ。あっちいけ」

「もぉｖｖそんなに照れるなってｖｖ」

「うぜぇ・・ってか暑苦しい！抱きつくな！離れろ！！！」

東方司令部
仕事中
いつもの光景
いつものやり取り

「は相変わらず可愛いなぁｖ」

「あんたは相変わらずウザイわね」

「おい、2人とも仕事中にいちゃつくのやめろよ」

「だまれ、ブレダ」

「すまねぇなぁｖブレダには目の毒かぁ？」

「（怒）」

こんなにイチャイチャしていても2人は付き合っていません
ハボック少尉が少尉にぞっこん(死語)なのは見ればわかりますが
少尉はハボック少尉に気がないようで・・・気の毒です、ハボック少尉

「なぁ、〜ｖ今日の夜、一緒に飯行かねぇ？いい店見つけたんだ」

「悪いな。今日は早番だ。昼過ぎに上がってそのまま真っ直ぐ帰る」

「じゃあ俺、仕事終わったら家まで迎えに行ってやるよ」

「うわ、最悪・・・」

「照れんなってｖ」

微妙に話しが噛みあってないです。
少尉、本当に嫌がっているようですが
気付いてますか？
傍から見れば2人ともラブラブでとてもいい雰囲気で、2人の世界作り上げてて・・
正直入り込めません・・・；

「あ〜もう！私、外回りだからもう行くわ！ほんっっとウザイったら（疲）」

「あ！待てよ！迎えが嫌なら待ち合わせで・・」

出て行く少尉をハボック少尉は追いかけていきました。
ハボック少尉、ハートを飛ばしています。

本当はハボック少尉はこんな人じゃないハズなのです。
少尉に惚れてからというもの・・
きっとどこかでネジを落としてきたんでしょう。
よく少尉に「ネジ拾ってから出直せ！」と怒鳴られているくらいですからね
あっと、僕も今から少し仕事しなきゃ。
ってことでまた後で報告します！

「ねぇ、少尉。なんでハボック少尉をあんなに毛嫌いするの？」

「んー・・・別に嫌ってるわけじゃないんですけどね・・」

おや？あの声は噂の少尉と・・・ホークアイ中尉だ！！
なにやらお２人で話されているようです。
立ち聞きするのも気が引けますが、ここは１つ頑張って盗み聞きさせていただきます(すみません。少尉＆中尉)

「あんなに好きになってくれてるんだからいい加減答えてあげればいいじゃない」

「むぅー・・・だってー・・・中尉ぃ・・・」

「ハボック少尉のどこが嫌なの？」

「んと・・・ウザイとこ・・？」

「それだけ？」

「・・・あとは・・・うん、それだけっすね。」

それだけであんなに嫌がられてるなんて・・ハボック少尉、お気の毒です
ん？ってことはハボック少尉がもう少しさっぱり(？)とすれば・・・

「じゃあ、ハボック少尉があんなにベッタリじゃなくなればいいの？」

「別にあのベッタリが嫌って訳じゃないんですけどね・・。好きになってくれるのは正直嬉しいし。
でもなぁ・・・今、ハボの気持ちに答えちゃうと仕事に集中できなくなりそう・・・」

確かに

「言えてるわね」

「ま、その内ね・・？落ち着いたらその内・・・ってことでｖ」

その意味深な言葉
・・・ハボック少尉、脈ありみたいですよ。
よかったですねｖ
いつかお２人が恋人同士になれることを祈っております。

ところでなんで僕がこんなことを観察してるかって？
それはですね・・・

「フュリー曹長。今日の報告を」

「はい。では報告させていただきます。今日もハボック少尉は少尉にベッタリで少尉は少し嫌がってました。
いつもどおり真正面から"ウザイ"と言っていましたが、ハボック少尉は引く気は全くないようです。」

「そうか・・・中々手強いな・・・」

「今日の夜はお２人で一緒に夕食に行くそうです。ハボック少尉が無理矢理約束してました」

「おのれ・・ハボックめ・・まぁ、いい。アイツなんかには絶対に渡さん！
フュリー曹長。明日も観察と報告を宜しく頼むぞ」

「はい」

東方司令部、ロイ・マスタング大佐。
彼も・を狙っている・・・らしい

終われ

言い訳なんてものをしてみる（読みたい方は反転を）
あー。なんで私が書く夢ってこんなにつまらないのでしょう？(聞くなよ)
甘い夢が書きたいです。でも書く気はあまりありません。

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