口は悪いし、態度も悪い

なんでそんな奴を・・・・

 

 

 

 

 

自分の気持ちに気付きました

 

 

 

 

 

「きゃあvさぁんvvv」

「ああ、こんにちわ」

 

女性達に騒がれる男

中佐

 

「あの・・・これ・・・受け取ってください!!」

「お、ありがとなv」

 

今日も絶好調に女性達に人気の彼は

にっこりと爽やかな笑みを彼女らに向ける

 

・・・」

「あぁ?なんだ?ロイ」

「・・・全く、お前は・・・今は視察中だと言うのになんでそう笑顔を振り撒くんだ」

「女性に呼ばれて無視するなんてオレにはできねーな。それにロイだってそうだろ?」

「私は違うぞ!ちゃんと仕事とプライベートは分別して」

「きゃあvロイさーんvv」

「やぁv元気かい?」

「・・・・・ロイ」

 

しまった

つい癖で笑顔を振り撒いてしまった

 

「お前だってオレと同じじゃねぇか」

「私は女性を無視するほど、最低な男ではない」

「ほ〜?さっきと言ってることが矛盾してるぜ?」

「〜〜〜!うるさい」

 

彼は

中佐は私に引けを取らないほど女性に人気がある

とは言え、容姿は私の方が多少は上だし、女性への接し方も私のが断然上だ

彼は紳士というよりは男らしいガサツな面を持っている

そこが女性のツボらしいが・・・

それでも私のがモテル!(ハズ)

 

「なぁ、ロイ。茶ぁしてかねぇ?」

「何を言っている。今は視察中だ」

「何だよ。リザちゃんに怒られるのがそんなに恐いのか?」

「別にそういうわけでは・・・」

「ほ〜。英雄、焔の錬金術師殿は1人の副官がよほど恐いと」

「だからそういうわけではない!!!」

「ははは!!じゃあ、店入ろうぜ?」

「・・・仕方ない・・・」

 

彼はホークアイ中尉を恐れない

いや、私だって恐れているわけではないが

それでも彼女は一筋縄では通らない女性だ

 

 

 

 

 

 

「リザちゃんって可愛いよな」

 

ぶはっ

 

「ななな何を突然」

「きったねぇな・・・。大の大人が何やってんだよ」

 

私としたことがコーヒーを吹き出してしまった

は呆れながらおしぼりを手に私の顔に触れる

 

一瞬、顔に血が昇った気がした

 

・・・まさかお前・・・」

「ああ、別にリザちゃんが好きってわけじゃねぇけどよ。だけどあんなに可愛いのになんで恐がられてんのかなって思って」

「別に恐がってなど」

「誰もお前が、とは言ってねぇけど?」

 

ニシシと笑いながら彼は尚も私の顔を拭く

顔が熱い

 

「おい。ロイ、なんか顔赤いぜ?」

「きききき気のせいだ!!!!」

「そうか?」

「そうだ!!気にするなっ!!!!」

 

に触れられた場所が熱い

心臓がドキドキする

 

「そういえばさ、ロイ。この間、受付の女の子がさ〜・・・・」

 

何だコレは

 

「それでデートに行ったんだけど・・・」

 

なんだこの気持ち

 

「で、告られてさぁ・・・・」

 

止まれ、心臓

 

「結構可愛い子で〜、ロイも知ってるだろ?あの受付の・・・・」

 

止めろ

 

「で、どうしようか悩んで・・・」

「止めろ」

「は?」

 

言ってはっとする

何を、私は止めようとした?

は「?」というような表情を浮かべ私を見る

 

「・・・どうしたんだよ、ロイ」

「・・別に」

「別に、ってことはねぇだろ。お前、なんか変だぞ」

 

ああ、そうとも

本当に変だ

なぜかどうしてか、が他の女の話をするのがいやで仕方ない

 

何だコレは

 

まるで私がに恋をしているようではないか

 

「それより、。そろそろ戻ったほうがよくはないか?」

「あ、ああ。そうだな・・・」

 

おかしい

絶対におかしい

なんだこの気持ちは

 

「そうだ、ロイ。あのさ〜・・・」

 

笑いかけるの笑顔にどきっとする

 

「んでさ、その時・・・」

 

笑いながら話すがどうしようもなく輝いて見える

 

「で、そいつ何て言ったと思う?」

 

ヤバイ

これは本当にヤバイかもしれない

 

「それでオレ、そいつに言ってやったわけだ」

 

の言葉すら耳に入らない

 

「ははは!それでさ、オレ」

 

私はが・・・

 

「おい、聞いてんのかよ」

「・・・・」

「おい!ロイ!!!」

「んぁ!??!?ああ、すまない。それで?」

「・・・・ちゃんと聞いてたのかよ・・・ぼーっとしてさ」

「ああ!勿論聞いていたとも」

「ふ〜ん?なんか、ロイ・・・好きな子でもできた?」

「ななな何を突然っ!!!!!」

「いや・・・なんか恋でもしたようにぼーっとしてたからさ。まぁ、いいけど?」

 

顔が熱い

に言われて気付いた

私はが好きかもしれない

 

でも待て

奴は男だ

私も男だ

 

だが彼の笑顔がどうしても目に焼きついて離れない

名前を呼ぶ声も

笑う声も

耳に纏わりついて離れない

 

・・・・・ヤバイぞ、私・・・・・

 

 

 

続きます(多分

 

 

 

言い訳(反転で)
えっと、BL夢2弾!お相手はロイたんでございますすすす;あわわ;
なんだろ、これ。
とりあえず。ロイがさんに恋をした、という場面で。
というよりさんに対する気持ちに気付いたということで。
続くってゆうか、シリーズ化?もしかしたら書かないかもだしね^^;
書けって言われたら書きますけどねっ☆(オイ;)

 

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