あの時のことを思い出せ

と言われたら

正直思い出したくはない

 

 

 

 

 

悲しいほどに美しい白と青

 

 

 

 

 

初仕事が終わって司令部を出ようとするときに

色々な人達に問い詰められた

「マスタング大佐と同居してるってホント!?」

「もう何年も付き合ってるんだって?」

「大佐と婚約してるって!?」

「大佐との間に子供がいるってマジ?!」

「5年前に結婚したって本当の話??」

勿論私はきっぱりと

「全部ウソです」

答えた。

いや、ウソじゃない。

同居してるし、もう結構長い付き合いになる。

でも別に恋人とかそういうんじゃないし、婚約なんてしてるはずもない

結婚も子供も、もってのほかだ。

噂に尾ひれをつけたのは一体どこのどいつだ、このやろぅ。

あーあ・・・大佐はこの噂話にどう思ってるのかなぁ・・・

・・・楽しんでそうだけど・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいま」

家に帰ると最愛の人が「おかえり」と言ってパタパタとかけてくる

・・・それが私の1つの小さな夢でもある

?」

はぁ・・・(溜息)

私の最愛の人は、私のもとにかけてくるどころか「おかえり」すらも言ってはくれないようだ

〜?どこだい?」

遅くまでかかると思っていた仕事

だが今日はの初出勤

それを祝うべく、早めに片付け(終わらなかった分は中尉に頼み込んで明日に回してもらい)

祝いのワインを買って

こうして早く帰ってきた

というのに

?寝てしまったのかい?」

そぉっと、もし寝ていたなら起こさぬように

部屋を開け、小声で訪ねる

ところが彼女はどこにもおらず

私はたまらず不安になる

!どこにいる!!」

まさか

「・・・っ!!!!」

良からぬことを思い不安に駆られたその時

「あれ?ロイ、早かったね」

バスローブに身を包み、頭にタオルを乗せ

彼女はこちらに来る

「・・何だ・・風呂に入っていたのか」

「何だとは何だよ。風呂に入ってちゃ悪い?」

「いや・・悪くはないが・・」

「?」

そう言って彼女を抱きしめる

「ちょっとロイ?」

きつく抱きしめる

その存在を感じながら

「・・・・いい加減にしろ、この変態」

パシンと私の頭を叩く

まぁ、これは日常的なことだが

「で?どうした?今日は遅くなるって」

「ああ、が寂しがって1人じゃ寝れないんじゃないかと思って早く切り上げてきたよ」

「別にあんたがいなくても寂しくなんてないし。・・・一生帰ってこんでもいいし

「ん?何か言ったかね?(にっこり)」

「いいえ!何も言ってませんよ?マスタング大佐v」

何か変な幻聴が聞こえたが気にせず

そして買ってきたワインを差し出す

「何?ワイン?」

「ああ、盛大に祝おう」

「は?祝う?何を?」

「今日は君の初出勤だったからね」

「・・そんな祝いいらねぇよ・・」

「何か言ったかね?准尉」

「いいえ!何もvただの幻聴ですわマスタング大佐」

「そうか、では早速食事の用意をしたまえ」

食事、まだだろう?

そう言って彼女と共にダイニングルームへ行く

彼女は夕飯の前に必ず風呂へ入る

今風呂上りだと言うなら、食事はこれからだろう

「私が用意するのかよ。私の祝いなのに」

「私も手伝うよ。ほら、早く」

彼女はにっこりと笑って

「やっぱりいいよ。私が作る」

ロイは座って待ってて?疲れてるでしょ?

そう言って私をソファへ促す

疲れているのはお互い様だろうに

彼女のそんな気遣いが嬉しくて

昔と変わらないその笑顔がまた嬉しくて

私は自然と笑みを作る

「では早く作ってくれたまえ、もう腹ペコだ」

「ちっ・・人が下でに出れば偉そうに・・・」

「ん?何かね?」

「いーえ。別にー?」

・・彼女と甘い関係になれるのは随分と先の話のようだ・・

 

 

 

続け

 

 

 

ごめんね(反転)
「私は壊れていた」
の続きがこれですか?と思っているそこのあなた。
私も同感です。でもやっぱりそれを出しちゃうと連載なのにたった2話かそこらで終わってしまうという
なんともつまらない展開になってしまいまして・・;
なんかだらだらとした話ですが一応シリアスですよ?これ。
ちなみに前半はヒロイン視点、後半がロイ視点です。
ぶっちゃけヒロインのキャラが固まってなくて(こればっかり)
口調もイマイチわかんないんですよね、あはは〜(笑ってごまかしてみる)

ブラウザバックしてくれたまえ

 

 

 

 

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