青い空に白い雲

彼女が好きだった、嫌いだった夏がまた巡ってくる

 

 

 

 

 

 

悲しいほどに美しい青と白

 

 

 

 

 

 

准尉。大佐がお呼びよ」

「・・大佐がぁ?」

すっごい嫌な予感がするよ、おい

ってかまだ書類できてないしさ

「あの、書類がまだ終わってないんでまたあとで行きます」

「すぐに、とのことだけど」

「でも」

「すぐに、ね?」

にっこり

笑ってるのに目が笑ってないっすよ;中尉!!

「わかりました(即答)」

彼女には逆らっちゃいけない!うん!

「あ、ついでにこの書類を大佐の所へ持っていってくれないかしら?」

「はい。わかりましたぁ」

書類を受け取り、いざ大佐のもとへ

 

 

コンコン

「マスタング大佐ぁ。です」

そう言うや否やカチャっと音がしたと思ったら大佐が扉の向こうから現れる

「待っていたよ。さぁ入ってくれ」

にっこりと爽やかな笑顔をして言う

この笑顔に世の女性は騙されるんだな・・

「大佐、中尉から書類を預かってきました」

「ああ、適当にその辺に置いておいてくれ」

「はぁ・・」

「さ、とりあえず座りたまえ」

そう言ってソファをすすめられる

仕事中なんですが?

「大佐、何用っすか?」

「お茶淹れるから待っていてくれ」

「・・シカトかよ、おい」

その言葉が耳に入ったのか入ってないのか

大佐は鼻歌交じりでお茶を淹れに行った

・・・だから仕事中なんすけど、私

 

「レモンで砂糖は2杯だったね、は」

「ああ、うん」

暫くして紅茶を二つ持ち大佐は私の隣りに座る

何度も言いますが仕事中なんですけど?

「さて、?仕事には慣れたかい?」

「あ?あぁ、まぁそこそこ」

私が東方司令部に勤めるようになって6日が経った

言い換えれば6日しか経ってないのだけど

だけどここの人達は皆良い人だし

中尉も逆らうと恐いけど、仕事とか書類の書き方とか丁寧に教えてくれるし

「やっぱり軍に入ってよかったと思ってるよ」

「そうか。私も毎日四六時中と一緒にいれて嬉しいよ」

「私は嬉しくないがな」

「またそんなつれないことを」

「で?何用っすか?」

「実は今日は大事な日なんだ」

「は?」

何を突然言い出すんだ

仕事中だっつってんのに

「だから今日は早く上がって一緒に祝おうと思ってな」

「大事な日って・・?」

「忘れたのかい?」

「全く覚えてないっす」

「そうか。まぁ、それはいい。とにかく今日は予定を入れるなよ?」

「はぁ・・わかりました」

そう言って大人しく頷くと大佐はぷっと吹き出し

クツクツと笑い出した

「何がおかしいんですか」

「いやぁ、あのが私に敬語を遣い、大人しく従ってるのが可愛くて可愛くて」

「・・あのさ、大佐」

「ああ!!本当にかわいいなぁ!!は!!!!」

ぎゅう

抱きつかれて

大佐を一発殴る

・・ああ・・仕事中なのに・・・

「用はそれだけですね?じゃあ私はもう行きます仕事が残ってますので大佐も早く仕事してくださいじゃあ」

早口にそう言って大佐の淹れてくれた紅茶を一気飲みする

「っだ!!あっちぃ!!!」

まだ紅茶が覚めてなくて口の中を火傷した

それを見て大佐はまた笑い出す

恥ずかしくてどうしようもなくて

「失礼します!!!」

そう言ってイキオイよく執務室を出た

 

「今日って・・・何の日だっけ・・?」

本当に思い出せない

 

 

は本当に可愛いなぁ」

今日は君と初めて出逢った日だから

 

君と出逢えたことに感謝する日だから

 

だから

 

 

 

 

続け

 

 

 

言い訳(反転)
もう何も言いません。つまらなくてごめんなさい;
えっと、ヒロインさん入社(?)して6日経ってるんですね(何の前触れもなく;)
はぁ・・・ったく。何がロイ至上主義週間だ!!
元々うちのサイトはヒロイン至上主義だ!!
ロイさんとイチャラブしてないくせに何が至上主義だ!!!
・・・すみません。ここに土下座して詫びます;

ブラウザバックしてくれたまえ

 

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