それは何気ない会話から始まった・・・

 

 

 

 

軍部祭り(東部編)

 

 

 

「なぁ、マスタング大佐と大尉ってどっちが女にモテルんだろうな」

そんなことをぼやいたのは(喫煙でお馴染み)ハボック

「そりゃあ大佐でしょう。男性なんですから」

そう言ったのは(名前を船とよく間違えられるらしい)フュリー

「いや、大尉もあなどれんぞ。女がどきっとするような言葉、シチュエーション、全てにおいて心得ていると聞いている」

そう力説したのは(てめぇ、歳いくつだよって感じの)ファルマン

「口説き言葉吐かせたら大尉が有利か?」

そして言ったのは(太りすぎだろ!の)ブレダ

 

 

そんなこんなで、
ここ、東方司令部は『マスタング大佐と大尉、どっちがモテル!?』話で盛り上がっていた

 

「どうなんだ、実際」

「大佐はラブレターを山のようにもらってるそうだぞ」

「おいおい、お前ら大尉の話術を知らんのか?」

「誰か対戦カード(!?)組めよ」

 

 

 

 

 

「・・・近頃、東方司令部内で私とのどちらがモテルかという話で盛り上がっているようだが」

「気になりますか?大佐」

「バカバカしい。は女だぞ。大体は私の・・」

「大佐ぁ!書類できましたよー!」

バン

と勢いよく入ってきたのは噂の大尉

大尉・・扉は静かに開けてください」

「リザちゃん、今日も相変わらず美しいなぁv」

「(溜息)」

「はっはっは。溜息吐くリザちゃんもバッチリ様になっててかわいいv」

「からかうのはやめてください、大尉」

ホークアイ中尉がそう言うと、大尉は真面目な顔で、そして甘い声で

「からかってなんかないよ。ただ・・本当に君は綺麗だから・・・」

背中に星でも舞ってそうな勢いで(砂吐きの言葉を)言った
そんな大尉にホークアイ中尉は少し頬を赤らめる

「はは。照れた君も中々可愛いよ」

まさに砂どころか泥を吐きそうなほどのことを爽やかにいい放つ。
居た堪れなくなった中尉は「失礼します」と短く言い、早々と部屋を出て行ってしまった

「・・。中尉を困らせるのは止めたまえ」

「だって本当のことだもーんv」

「お前な・・」

「ねーねー大佐。そういえばさっき面白いことを耳にしたんだけど。
今ね、東方司令部では私と大佐とどっちが女にモテルかって話で盛り上がってるそうだよ」

知ってた?と可愛らしく言ってみせる大尉
これが先ほど、あのホークアイ中尉を赤く染めるほどの言葉を吐いた女と同一人物なのだろうか

「ああ、さっきその事で中尉を話しをしていたんだ」

「はは〜vってかそれってもう勝負は目に見えてるよね」

「それはどういう意味だね?」

「だって大佐はリザちゃんを口説くことはできないでしょ?私はできる。だからv」

待て。
ホークアイ中尉を口説けないのは、ただ単に恐いだけなのだが・・

「そ・れ・にぃ〜v」

大尉は大佐に顔を近付け、口付ける

「私は"女にモテモテの大佐を落とした女"なんだから・・・ね?」

「・・そうか」

そう苦笑しながらマスタング大佐は大尉の首筋に唇を寄せる

「ちょ・・ちょっと待て!」

「はっはっは。いいじゃないか。少しくらい。」

「ダメですダメです絶対ダメです」

。君が"大佐を落とした女"なら、私は"そんな君を唯一縛ることの出来る男"だよ」

 

ここ、東方司令部で1番モテルのは誰か
"モテモテの大佐を落とした、口説き文句のバリエーションに富む大尉"か
"そんな大尉を落とした、モテル大佐"か

 

それは誰にもわからない

 

 

The☆強制終了

 

 

 

言い訳なんてしてみたり(読みたい方は反転を)
3巻の外伝パクリですね、完璧。本当はちゃんと戦わせようと思ったのですが
眠くて、眠くて、そして眠い、ということでこんな中途半端になってしまいました。
ちなみにヒロインさん(もはやヒロインではないのですが)はとっても女性にモテル女性、という設定で。
たまにいるじゃないですか。男よりも女にモテルかっこいい〜女性。そんな女性です。はい。
で、大佐とヒロインさんは実は恋人同士、みたいなありきたり(いや、夢だから)な設定です。
つまんなくてしかも中途半端で御免申し訳すいませんです。

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