雨の日

それは彼が

無能になる日

 

 

 

無能は行く

 

 

 

「私は無能ではない。なぁ、そうだろ?

彼は言う。
私は唸る。

「んー・・・?」

「なぜそこで肯定しない」

「だってー今日みたいな雨の日は無能以外言いようがないじゃないですかー」

そう言うと
彼、焔の錬金術師、ロイ・マスタング(階級は大佐)は酷く傷ついた顔をした

までそんなことを言うのか・・・」

「だって本当のことじゃないですか★」

「そうだな・・所詮、私は焔の錬金術師・・・水属性の物には勝ることの出来ない無能さ・・・」

なんだってこの人はこんなに悲観的になるかな・・・

「まぁ、別に雨の日に無能になるだけだからいいじゃないですか」

「だが、アームストロング少佐や鋼のは雨の日だって戦える。はは・・結局私はその程度の男さ・・」

「何言ってるんですか。あなたらしくない」

本当に今日はどうしたんだ、ロイ・マスタング

「何かあったんですか?」

「あぁ・・実はホークアイ中尉に・・」

 

 

つまりこういうことだ

国家錬金術師を殺しまわっているスカーという人物が現れ
大佐がそのスカーを倒そうとした時に
中尉に
「てめぇは無能なんだから大人しく下がっとれ」
みたいなことを言われて落ち込んでいる、と。

なんて子供じみた大人なんだろう;

 

「無能だって言われたくなきゃ、普段からしっかり仕事したらどうです?」

そう言うと少し顔を顰め

「雨の日に無能呼ばわりされるのと、普段からしっかり仕事をするのと、関係があるのか?」

と言った
こういうところはいつもの大佐だ

「あのですね、大佐。普段仕事をさぼり気味だから、いざというときに無能呼ばわりされるんですよ?」

「無茶苦茶だな」

自分でも無茶苦茶だと思う。
全然意味通ってないし。

「もう気にしなくてもいいじゃないですか。あなたは"焔の錬金術師として"雨の日は無能かもしれない。
だけど"ロイ・マスタングとして"のあなたは無能じゃない。少なくとも私はそう思ってますよ」

「・・・それはつまり・・・"男として"の私は有能だと?」

「ええ、私はそう思って・・」

そこまで言って私は彼が顔にいやな笑みを浮かべてることに気付いた。

・・・しまったなぁ

甘い声で私の名を囁く

「た、大佐!別にそういう意味のことを言ったわけじゃ・・」

「そういう意味とはどういう意味のことだね?」

はめられた・・!!

「大佐!仕事!!」

、2人の時は名前で呼んでくれて構わないのだよ?」

そう言って顔を私の首筋に這わせる、この男、ロイ・マスタング
・・・助けてくれ・・・

・・」

犯されるー!!!!

 

 

 

コンコン

カチャ

「失礼します」

「!!中尉!!」

天の助け!

「・・・ホークアイ中尉、何か用かね?」

「はい。取り込み中に申し訳ありません」

「別に取り込んでなんかないです。」

「大佐、本日中にこの書類に目を通して下さい。」

リザちゃん、今軽く私の言葉を無視したね?

「分かったよ」

「では失礼しました」

そう言って踵を返す中尉。
が、最後に言った言葉。

少尉。服が少々乱れてますよ。・・・お2人共、仕事場で戯れるのは控えたほうが宜しいか、と」

それだけを言い残し、中尉は出て行った。
2人で顔を見合わせ笑う。

 

 

 

その後、どうなったかって?
それは秘密v(あは)

 

 

 

言い訳してみたり(読みたい方のみ反転プリーズ)
はい。ロイの野郎です。ラブラブを目指して書こうと試みたのですがあえなく撃沈☆
まぁ、いいです。どうせしるは甘い夢など書けないのですから。
しかも前半はずっと前に書いて、後半は今書いたので
話が微妙に繋がってないです。御免申し訳すいませんです。いつかは私も甘い夢が書けるようになりたいです

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