付き合い初めて3年目

もうそろそろいい頃だと思う

 

 

 

予約

 

 

 

「話ってなんですか?マスタング大佐」

いきなり執務室に来いって言うから来てみたら

大佐はにこにこと笑って

「まぁ、座ってくれ」

って言ったから座ったら

お茶とか出されて。

・・・私、やることいっぱいあるんですけど・・・

「飲まないのか?」

お茶、冷めてしまうぞ

と言ってお茶を勧めながらゆったりとお茶を飲む彼

「あの、大佐。話って何ですか?私、仕事が」

「お菓子もあるんだ。食べるかい?」

「マスタング大佐」

。2人きりの時は名前で呼んでも構わないと言っているだろう?」

「・・ロイ。用件を早く述べてちょうだい」

「まぁ、ゆっくりして行きたまえよ」

「用がないなら戻ります」

そう言って腰を浮かせると、

彼は慌てて私の腕を掴んで言った

「用はある!だから待ってくれ!!」

「も〜!!だったら早く言ってよ!!暇じゃないのよ、私」

そう言うと彼は真剣な顔で言い放った。

 

 

 

「私と結婚してくれないか?」

 

 

 

は?

 

 

 

「なんですと?」

「だから私と結婚して欲しい」

「・・・今日は4月1日だったっけ?」

「ウソではない。本気だ」

「何で?」

「(そうきたか)・・愛してるから」

「そうですか」

絶対冗談だ、これ。

何?ドッキリ?ドッキリですか?

そう思って私は部屋を出ようとする

「ま・・待ってくれ!」

「冗談はよしてください。何度も言いますけど暇じゃないんです」

そう言うと彼は私の腕を引っ張り

自分の胸に抱き寄せる

「冗談じゃない。本気だと言っているだろう」

「でも、何で突然」

「もう3年目だ」

「何が?」

「付き合い出してから」

ああ、そんなに経つのか。

って冷静になって思う

「そろそろだな、と思ってだな。それで」

「プロポーズした、と?」

「その通り」

「待って。ロイ、あなた目標があったじゃない」

大総統になるっていう、あれ。

すごい大それたことだけど

彼なら果たせそうな気がする

「諦めたの?」

「いや?結婚しても大総統になるという目標は果たすよ」

「絶対?結婚したら、仕事が蔑ろになるんじゃないの?」

「それはない。断言できる」

 

「そうね・・・」

「結婚してくれるかい?」

「ロイが大総統になったら結婚してあげる」

「なぜそうなるんだ」

「だって」

家庭とか

そういうので

もしかしたら仕事に支障をきたすかもしれない

足手まといにだけはなりたくない

「とにかく!大総統になったら。ね?」

「・・では一応婚約はしてくれると?」

「婚約っていうか。・・予約?」

「はぁ・・予約か・・」

溜息を吐きながら残念そうな顔をする

そういう表情、昔から全然変わらない

「まぁ、それでもよしとしよう。その代わり、私が大総統になるまで他の男の所に行くなよ?」

「あなたが他の女のとこにいかないって約束するなら、私も約束してあげるわ」

そういうと彼は苦笑し

そして軽く触れるだけのキスをした

以外の女など興味はないよ」

「どうかしらね」

笑いながら話して

今度は私から彼に口付けた

「ロイ、待ってるからね」

「ああ」

 

 

 

 

 

彼女が出て行き

1人残った執務室でロイは良からぬことを呟いた

「・・大総統を亡きものにすれば早く出世できるだろうか・・・」

 

 

彼らが結婚するのは

まだまだ先の話

 

 

 

終わってくれ

 

 

 

すみません(反転)
ごめんなさい;
なんでいきなり結婚なんだよ、って感じですが。
とりあえず「結婚してくれ」「あんたが大総統になったらね」
っていうやり取りを一度書いてみたかったのです、はい。
本当は喫茶店とかレストランとかそういう、お店でのやり取りにしたかったのですが、
才能がない故にこのような・・・ああ・・・;
ちなみに私なら、大佐に「結婚してくれ」って言われたら即行で「はい、喜んで」と答えるでしょう(←バカ;)
なんか話がまとまってなくてごめんなさい。

 

ブラウザバックしてくれまたえ

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