君がいなくなるとそこは闇

見上げた空も暗く、

光を失う

全ては闇に飲み込まれたかのよう

 

 

 

 

世界の中心で愛を叫ぶ

 

 

 

 

 

「何コレ」

彼女はそう言って本を取り上げる

「世界の中心で愛を叫ぶ・・?」

 

休日の午後

俺んち

「ジャン、本なんて読むんだぁ〜」

そう言っては本をぺらぺらと捲る

あまり厚くないし、字だって結構大きいからすぐ読める

そう言うと彼女はソファに座りこみ

読み出した

「・・・・オイ・・・・」

「ちょっと静かにしてて」

部屋に静寂が落ちる

 

・・・俺は今から何してればいいんすかね・・・

 

 

 

 

「ジャン・・・」

「あ?」

が本を読んでいる間、暇だから

仕方なく持ち帰った仕事を片付けて

それもちょうど終わりかけた頃、

いきなりが、俺に抱きついてきた

「どした?」

「ジャンは健康?」

「・・・は?」

「ジャンは白血病とかじゃないよね??」

「(本読み終えたんだな・・・)ああ、健康そのものだぜ」

「よかったぁ」

そう言って顔を綻ばせ、安堵するは正直に可愛い

「何?俺の心配してくれたの?」

「うん」

お?いつになく素直だな、おい。

可愛いぜちくしょー

「私を置いて先に逝かないでね」

「お前もな」

そう言って俺達はどちらからともなく唇を合わせる

 

きっとが病死したとしても

は俺の中に永遠に行き続ける

きっと迷った時も、寂しい時も、空を見上げれば彼女の声がする

「ジャン」

っていつも俺を呼ぶように

だから例えが俺より先に死んでも

俺は闇を見ることはない

 

まぁ、それ以前に

「お前は病気とかしなさそうだけどな」

「む!?うるさいなぁ!あんたこそ、ウイルスが寄って来ないような体して!」

「はっ。『ジャンは白血病とかじゃないよね?』って今さっき言ってたくせに」

「前言撤回だわ!!」

「ま、どっちでもいいけどな」

 

俺はを抱き返す

 

「お互い健康で、ずっと一緒にいれればそれでいい」

「ん」

 

また唇を合わせた

 

 

 

終わり

 

 

 

ごめんなさい(反転)
世界の中心で愛を叫ぶ、ものごっつ人気でしたよね(ちょっと前)
私は本を読んだ人間ですが、別に泣けませんでしたがね!タイタニックを見ても泣けない人間ですからエッヘン(威張るな;)
でもヒューズが死ぬとこで泣きましたがね(笑)
えっと、色々おかしいんですが・・。パラレルってことで(爆)
だってハガレンの世界に「世界の中心で・・」があるはずがない!でしょうに・・。
ちなみに私は漫画版も読みました。漫画のが感動したなぁ・・(ボソ)
漫画だと絵があるからね。でも普段は漫画はあんまり読まないんですよ?(大嘘)
・・活字もののが読む率としては高いってだけですけど(笑)
何はともあれ、世界の中心で〜で一度書いてみたかっただけです;すみません、本が本だけに期待はずれで;

 

ブラウザバックしてくれたまえ

 

 

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