スナックで出会った1人の男はまるで女神の・・・じゃなくて神のようだった

いや、神というより仏?

いやいや、それよりもゴリラ仏か(んなもんない)

 

 

 

 

 

 

 

 

個性満載真選組

 

 

 

 

 

 

 

です」

私は今、幕府の犬といわれる特別警察真選組屯所にいる

「今日からお世話になります」

ペコリとお辞儀すると目の前の男、近藤はにかっと笑った

「宜しくね〜ちゃん」

真選組局長・近藤勲

彼のお陰で私は今人生の転機を迎えている

「ま、せいぜい頑張んな」

「あ?」

やる気のない声に少しむっとし近藤の隣りに立つ男を見る

・・・瞳孔がガン開きだ・・・

「あ?とは何だ、コラ」

「・・・えぇっと?」

「ほら、トシ。挨拶」

「チッ・・・副長の土方だ」

この人、副長なんだ・・へぇ・・

ってか今確実に舌打ちしただろ

「・・・」

じーっと土方を見つめるを土方は見下ろす

「あんだよ」

「・・・副長・・・何か病気でも患ってるんですか?」

「はぁ?」

「や、その瞳孔が開きっぱなしなんですけど・・・」

「んだテメェ!!文句あんのか!!!」

「こら、トシやめんか。ちゃん、トシはさいっつも瞳孔が開いてんの。だから病気とかじゃないから」

「へぇ・・・よく面接通りましたね」

「余計なお世話だァァァァ!!!!!」

「それからちゃん、トシは極度のマヨラーで」

「近藤さん!!余計なこと言うんじゃねぇ!!!」

「へぇ・・・マヨラーねぇ・・・」

「んだよ文句あんのかよ!!?」

「そんな恐い顔して・・・マヨネーズを食したところでキューピーのような愛らしい顔にはなれませんよ?副長」

「よーし、わかった・・・表へ出ろォォ!切腹だコラァァァ!!!」

1人怒り狂う副長を宥める局長

「トシ、落ち着け!彼女に悪気はないんだ」

「いえ?悪気はありましたよ、怒らせる気はサラサラありませんでしたけど」

「上等だコラ!!!」

「あーもー!!総悟!総悟ー!!」

近藤が呼ぶとまだ年若い面持ちの爽やかなルックスの男が1人現れた

「何ですかィ」

「今日から女中として働いてくれるちゃんだ。屯所の中案内してくれ」

「はいよ」

そう言って総悟とはその場から立ち去った

 

「てめっ待てこのクソ女ァァァァ!!!!!!」

 

後ろで叫ぶ土方の声を聞きながら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あのー」

あの場を離れてからまだ一度も口を開いていないこの男

は気まずくなり、自分から声をかけた

「ああ、土方さんはいつもああなんで気にしないでくだせぇ。二言目には斬るって言うまさにふてぶてしいことこの上ない男でさァ」

「や、そうじゃなくて」

言うと総悟は立ち止りを見る

「あなたは誰っすか?」

その言葉に総悟は「ああ」と言うようにポンと手を叩いた

「俺ァ、沖田総悟だ。1番隊隊長をやってるんでさァ」

「へぇ・・隊長を」

まだ若そうなのに

「近いうち真選組の副長になる男でさァ」

「はぁ・・」

その時のニタァという笑いには直感で

『この人は黒い』

と判断した

「アンタは?」

「ああ、私は・・・ってさっき近藤さんが言ったじゃないですか」

「そうでしたかィ?俺ァ、1時間前のことはサッパリ頭に残らないタチなんで」

「や、1時間というかまだ10分も経ってませんけどね」

「そういや、アンタ年幾つだ?」

「レディに年を聞くもんじゃないですよ、沖田隊長」

「じゃあ俺ァって呼びまさァ」

「ちょっと待て。一体どういう会話でどういう思考からその結論に達したの?!」

「俺のことは総悟でいいですぜ。沖田隊長ってのはどうにも堅苦しい」

「はぁ・・・」

よくわからん人だ

そうの頭にインプットされた

「あ、こっちですぜ」

 

 

そう言って連れてこられた場所は

 

 

「物干し場?」

物干し竿があるところを見るとそうだろう

だが

「そうなんだが俺が言いてぇのは・・・山崎ィ」

「あ、沖田隊長!」

物干し場から死角になっているところに1人の男がいた

黒い服、黒い長めの髪、片手にはなぜかラケット

「あれ、その女性は誰ですか?」

、新しい女中でさァ。、コイツはミントン・山崎」

「ミントン・・?売れない芸人みたいな名前ですね」

「違います!!!退です!!山崎退です!!」

「なんでェ、山崎。ミントン・山崎として名乗った方がインパクトが強いだろィ?」

「インパクトなんて求めてませんから!えぇっと、宜しくお願いしますね、さん」

すっと出された手をは握る

だが目線はもう片方の手に握られたラケット

「あ、ミントンってバドミントンのことですか?ミントンさん」

「何!?ミントンさんって!!」

「や、そっちのが覚えやすいなって」

「はぁ・・・もう何でもいいですよ。ああっと、そうですよ。バドミントン」

そう言って嬉しそうにミントンラケットを翳す山崎

「毎日練習を欠かさないんです。多分、屯所内じゃ俺より強い奴はいませんよ」

胸を張ってキラキラと輝きながら話す

・・・青春してるなー・・・ミントンさん

はボーっとしながら思った

「山崎ィ、いつもの練習見せてやってくだせェ」

「いいですよ!・・・フン!フン!」

練習をし出す山崎

それをボケッと見ながら

「総悟、どうでもいいことなんだけど・・何アレ、『フン!フン!』って」

「ああ、山崎の奴ァちょっと鼻息が荒いんでさァ。その鼻息のせいで昔エライ目に合ったそうですぜ」

「エライ目?」

「彼女の誕生日にあの荒い鼻息のお陰で、彼女がケーキの蝋燭を消す前に山崎が消しちまってフラれたとか」

「うわぁ・・・それはどっちかっつーと彼女が可哀想だわ」

山崎が練習に夢中なのをいいことにデタラメなことばかりをに吹き込む総悟

 

 

何だか面白いところだ

いや、ところ、というより

面白い人達が集まった場所だ

これからの仕事が楽しくなりそうだ

 

は山崎の練習風景をボーっと見ながら思った

 

 

 

 

 

 

言い訳
本当はもっと長かったんですよ(頭の中では)
だけど久しぶりにキーボード打つんで全然速度が遅くて・・・
途中、そして最後はしょりました。
やっと真選組に就職しましたよ、ヒロインさん。
さぁ、これからどうなっていくんでしょう?私にもわかりません(オイ!?)
とゆうか。総悟って口調むずいっすよね〜。
精進します。・・・・って最近コレばっか(苦笑)

 

 

ブラウザバックでさァ

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