眠り姫は王子様のキスで目覚める

 

 

 

 

甘いキスを

 

 

 

 

「あは〜ん?メルヘンっつーかロマンチックだなぁおい」

 

そんなことを言ったのは『眠り姫』の絵本片手の少尉

 

「いや、昔の話だし、それでいいんじゃねぇの?」

「えー・・くっさーってかまじウザイっつーかなんてゆーか」

「お前なぁ・・絶対子供の頃、おとぎ話をバカにしてたろ」

「いや!子供の頃も今と変わらず純情乙女だったよ」

 

どこが。
どこが純情なんですか?

 

「おとぎ話をバカにしといてよく言うよ」

「だってチュウして目ぇ覚めるなんて有り得ねぇじゃん」

「だからそれはただの作り話だから」

「はん。チュウして目ぇ覚めるもんならこっちは毎朝苦労してないっての」

 

はかなりの低血圧だ
っつか、目覚め悪すぎ
それ以前に、何しても起きない
目覚まし時計をいくつかけても
体揺すっても
だからいつも「このまま襲ってもばれないんじゃないか」って思う

 

「キスくらいで目が覚めるなんて・・・ホント、子供だましな」

 

あなた子供だましの使い方間違ってますよ?

 

「じゃあさ、。1回試してみるか?」

「へぁ?」

「明日の朝、俺がキスして起してやるよ」

「へぇ・・・?」

「なんだよ、そのバカにした言い方は」

「そんじょそこらのキスじゃ起きないよ?私は」

「じゃあ、腰が抜けて逆に起きれないくらい甘くて深いキスをしてやる」

「あんたにそんなことが出来んの?大佐じゃあるまいし」

「試してみるか?」

 

そう言って俺はの腰に手を回し、こちらに寄せ
彼女の顎に手をかける

 

「今からするの?」

「もちろん」

 

顔を近付けるとは顔を紅くして顔を背ける

 

「待て待て待て!!ジャン!今仕事中・・」

「いいから」

 

制止しようとするに唇を重ねる
甘く優しく
彼女の柔らかい唇を味わうように何度も何度も

 

「ちょ・・ジャン・・苦し・」

 

そう言って少し開けたところにすかさず舌を挿れ
彼女のそれを絡め取る

互いの息、水音が
誰もいない部屋に響いて
気持ちが昂ぶる

暫くすると彼女は立っていられなくなったのか俺に寄りかかって
俺はそれを抱き直し、彼女の細い腰を支える

 

 

何度か彼女のそれを味わって
名残惜しむかのように唇を離す

 

「っぷはぁ・・・」

「お前なぁ・・・」

「あんたねぇ・・イキナリ・・何さらしてくれとんの・・」

 

頬を紅潮させ息も絶え絶えで言うが可愛くて

 

「あれ?さん、息が上がってますよ?」

「〜〜ジャン!!」

「あれれ?なんだか腰も抜けてるように見受けられますが?」

「もういい!!」

 

笑って
彼女の唇を掠めるようにまた奪う

 

「明日、これで起してやるよ」

 

お姫様は愛する王子様のキスによって目覚める

 

 

 

終われ

 

 

 

ごめんね(反転)
実は今手元に『眠り姫』があるんですけど・・・
これって魔法がかかってて、キスすると魔法が解けるっていう、そういう話ですよね。
根本的に間違ってます、私の話(笑)
でもま、いいんです。えっと、これは微エロですか?(聞くな)

 

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