付き合い初めの頃ってどんなだったっけ?

ねぇ、マスタング大佐

 

 

 

 

 

 

 

初心に戻ったカップルを見て

 

 

 

 

 

 

 

最近、ハボック少尉とその彼女の仲が以前と変わった気がする

 

「少尉。彼女と何かあったんですか?」

「あ?何が?」

「何か少尉、凄く幸せそうです」

「あー・・・あれだよ、あれ。俺たち、初心に戻ろうぜってことになったの」

「初心に?」

「そう。だってアイツの態度が最近冷たいから『何で』って聞いたら『私は初恋の初々しさを求めてる』って言ったもんだからよ」

「初々しさ・・・」

「ん。で、だったら付き合い始めの頃に戻って、それで互いの仲をまた見直そうぜってことになったの」

「それで仲が良いんですか、最近」

 

最近、少尉はいつも彼女と一緒にいる

どちらかが残業だとしても絶対、終わるまで待ってるし、

昼食も常に一緒だ

一緒に居ないのなんてどちらかが休みの時だけ

 

「いいぜ〜初心に戻るってのは。アイツが可愛くて仕方ねぇ、ホント」

 

そう言って頬を染める少尉

あー・・幸せそうだ

付き合い始めた頃もこんな感じだったわ、確か

 

達もさ、初心に戻ってみたらどうだ?」

「え・・・」

「っつっても大佐はいつもにベッタリでそんなこともないだろうけど」

 

笑いながら言って、少尉は彼女のもとへ去ってしまった

 

「初心ねぇ・・・」

 

初恋のような初々しさか・・・

そういえば大佐と付き合い始めたころは、私、どんな心境だったっけ

ああ、そうだ

一緒にいるだけでドキドキして目が合うだけで心臓が破裂しそうで声聞くだけで腰砕けになって

 

「・・・愛しくて仕方なかったっけ・・・」

「誰がだ?」

「勿論、大佐が・・・って!!大佐!!」

 

後ろから声がして、振り向くと恋人が居た

ニヤリと嫌な笑みを浮かべて

 

「何だ、は私が愛しくて仕方ないのか」

「ちっ・・ちが」

「違わなくないだろう?私にベタ惚れなんだろう?そうなんだろう?そうだと言ってみたまえ」

 

ニヤニヤして大佐は私の腰に腕を巻きつける

ドキドキする

ああ、私、今でもこの人に恋してるわ

昔と変わらない

目が合うだけで、名前を囁かれるだけで、顔が火照る

 

「ハボック少尉・・・」

 

初心に戻る必要なんてなさそうです

 

・・・私の腕の中にいる時に他の男の名を呟くとは気に入らんな」

 

ああ、しまった

心の中の言葉と口に出して言う言葉が逆になってしまった

 

眉間に皺を寄せて子供っぽく拗ねる大佐を今も愛しいと思う

笑みがこぼれる

 

「笑うな」

「ホント、必要ないようです」

「何がだ?」

「いえ、こちらの話です」

「気になる」

「大佐のことが愛しくて仕方がないってことです」

 

言うと大佐は一瞬目を丸くして、すぐに優しい笑みを浮かべた

 

「私もだ、

 

大佐の顔が近づく

 

ドキドキする

何度唇を合わせても体を重ねても

この人といるだけでドキドキする

 

初心に戻る必要は・・本当にないな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちぇ・・・いいな、大佐たちはいつまでもラブラブでよ」

彼女のもとへ行ったハボックだが

入れ違いでロイが来た為、がどういう行動をするか興味を持ち

ずっと覗き見していた

 

「はぁ・・・いいな」

 

ぽつんと言葉を零しハボックは愛する彼女のもとへ行ったそうな

 

 

 

 

 

 

 

 

終われぃ
ってゆうか何だこれ。
ナンダコレ。
ほのぼの?甘いの?どっちよ。
ハボ、友情出演のつもりで書いたのにハボのが目立ってますね。
ハボの「初心に戻って」の続き?みたいな感じで書きました(失笑)

 

 

ブラウザバックしてプリーズ

 

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