たまには息抜きをしましょう

 

 

 

 

 

 

「ん・・・」

 

目を覚ますと彼の言葉が降ってくる

 

「おはよ、

「ぅん、おはよう、ジャン」

 

目が覚めて、その日初めて見る愛しい人の笑顔

その笑顔はまだ少し眠そうだった

 

「よく眠れたか?」

「久しぶりにね。ジャンは?」

「俺も。よく眠れたよ」

 

久しぶりに

そう彼は付け加える

最近は目が回るほど忙しくて、こうしてまったりした気持ちで朝を迎えることもなかった

ただ1日が終わるのを待って、そしてまた同じ日の繰り返し

 

「今日は休みだね」

「ああ」

「ね、今からどうする?」

「さぁ。どうしよっか」

 

彼は私を抱きしめ、私の頭に顔を埋める

私も彼に腕を回す

 

「んー・・・、いい匂いー」

「はは、ジャンはタバコの匂いがするよ」

 

付き合いだした頃、苦手だったタバコの匂い

だけど今ではそれを嗅ぐたびに心が休まる

 

、これからどうしたい?」

「別にしたいことはないよ。ジャンは?」

「俺も」

 

そう言って抱きしめる腕に力を込める

 

「このまま寝るもよし。それとも愛を確め合いますか?さん?」

「ばーか」

「・・・結構本気で言ったんだけどなぁ・・・」

 

私はクスクス笑いながら彼の胸に顔を埋める

穏やかな心音

彼の静かな息遣い

カーテンから差し込む僅かな朝日

少し開けた窓から入る穏やかな風

鳥の鳴き声

全て落ち着く

 

「もう少し・・・もう少しだけこのままで」

「ん・・」

 

治安の悪い、情勢の不安定な国

いつも危険と隣り合わせの仕事

毎日が命の綱渡りで

 

でも

そんなことを忘れさせるほど穏やかで暖かい心地の良い朝

 

 

彼の、私を呼ぶその声も心地が良くて

 

「ん?」

 

彼は私に口付ける

その口付けも心地が良い

 

、愛してるよ」

 

また口付ける

 

「何?突然」

「言ってみただけ」

 

彼の優しい、その空色の瞳も

 

「ジャン、愛してる」

 

彼の大きな体、大きな手も

 

「何だよ、突然」

「言ってみただけ」

 

全部が心地良い

 

「たまにはこういうのいいね」

「そうだな」

 

それを改めて感じるから

 

「ジャン、愛してるよ」

 

 

彼はまた私に口付けた

 

 

 

 

終われ

 

 

 

ごめんね(反転)
なんか穏やかでまったりとした朝を書きたかったんですが。
えっと、これ、行為後です(え)
この日の前の晩はしっかりやることやってますよ(笑)
って、言っちゃうと全然穏やかな気持ちが薄れますね!あは☆
ちなみにHYさんの「AM11:00」意識です。
んで、タイトルが困ったね(毎回のことですが)
最初のタイトルは「あなたと迎える朝」で、次は「たまには息抜きも悪くない」でした。
それで、あみだくじで決めましたから(ウソです;)
んとまぁ、本領発揮。短い夢は私の十八番です(え?)
それにしてもハボが増えてくなぁ。ロイのことこんなにも愛してるのにっ!
しかもエドに関しては、最近「エドー・・・エドー・・・」とバイト中に呟くほどはまっているというのに。
ハボも好きです。好きで仕方ないんですが、ロイやエド、そしてフュリー曹長を増やしたいです。

 

 

ブラウザバックぷりーず

 

 

 

 

 

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