近藤勲(銀魂)

 

永倉新八(PEACE MAKER)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近藤勲

 

「局長」

「ん?」

「何で局長はケツが毛だるまなんですか?」

「!!!!!」

 

私が言うと彼は酷くショックを受けた顔をした

 

「いや、そんなこと俺に言われても」

「ねぇ、毛だるまってどんな風に毛だるまなんです?」

「いや、どんな風って・・・」

「ケツ毛ボーボーなんですよね」

「う・・うん、まぁ・・」

「へぇ・・ケツが毛で覆われてるんですか?」

「あ、あのね」

「ってゆうかケツ毛生えてる人なんているんですね〜。人間のくせに」

 

無邪気な顔で笑いながらさらりと酷いことをいうこの子は俺の可愛い部下の1人だ

 

「ケツ毛ボーボーだから局長は今まで何人もの女に泣かされてきたんだですか?」

「あのねぇ、そういうことを言うんじゃない。ちょっと傷付くから」

「お妙さんって人もケツ毛がボーボーなのがイヤなのかな・・・」

「いや!彼女は俺をケツ毛ごと愛してくれた!!」

「そうなの?でも全然そうは見えませんけど・・・」

「でもケツ毛ごと愛すって言ってたもん!」

ぐっと拳を握って力強く言う局長

「・・・局長、お妙さんにもし振られたら・・・」

「振られない!」

「最後まで聞いてくださいよ」

「ああ、すまん」

 

「もし振られたら、私のとこに来てくださいね」

 

・・・は?

 

「あなたが振られて諦めるのを、首を長くして待ってますから!」

「え・・あの・・それ」

「あ!見廻りの時間!じゃ、私行きます!!」

 

そう言って可愛い部下は笑顔で走り去って行った

 

 

「どうしよう、トシ。俺、部下に恋情持っちゃいそう・・・」

 

 

俺はその場にいない相棒にポツリと呟いた

 

 

 

 

 

 

 

永倉新八

 

「パチ」

「何ヨ」

「パチってさ」

「ってゆうかパチって呼ばないでよ」

「うんごめん。で、パチって」

「はぁ・・・何」

「パチって好きな子いるの?」

 

・・・あれ?

何でこの子は突然こんなことを聞くのかな?

 

「ねぇ、いるの?」

「・・・いるけど」

「・・・そうわかったじゃあねバイバイ」

「は!?ちょっ・・待ってよ!!」

「いるなら仕方ないわ・・・私達さよならね」

「意味わかんないって!!」

 

彼女は幼馴染で

小、中、高とこうしてずっと同じ学校に通って

家も近かったりで

 

「だってパチ、もうすぐ卒業式よ?」

「そだね」

「卒業式っつったら修学旅行の次に大きな告白イベントっしょ」

「そうなの?」

「そうなの!暗黙の照会なの!」

「それを言うなら暗黙の了解ね」

「うっさい!とにかく告んなきゃいけないの!」

「・・うん、で?何でさよならなのさ?」

「だから」

 

あれれ?何で顔真っ赤に染めてんの?

 

「〜〜〜〜!!いい加減私の気持ちに気付けよバカ狸!!!!

 

「たぬっ!?」

 

バンっ

 

と荒々しく扉を閉めて教室から逃げ去ってしまった彼女

あー・・・気付いてなかったわけじゃないけどさ

ってゆうか気付いてたけどね

どうやら俺の考えてた通り、

俺たち、両想いみたいだね

 

良かった

これで卒業しても会う口実が出来るよ

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