目を開けるとそこは

彼女の知らない世界が広がっていた

 

 

 

 

 

夢、現

 

 

 

 

「えっと・・・ここはどこですか・・・;?」

彼女は知らない土地にいた

さっきまでは確かに自分の家にいたはずだ

予習と復習をし、大学の過去問題をやり終え

それに満足して夜中3時過ぎに自分の温かいベッドに潜った

目を閉じてすぐに眩い光りが彼女を覆った

目を瞑っていても分かる

眩しいほどの光り

 

彼女は目を開けた

するとそこには知らない風景が広がっていた

 

「でかっ」

目の前の建物

の見たことのない、大きな建築物

風景

これは夢だろうか

そう思い頬を抓る

「いってぇ・・」

どうやら夢ではないらしい

「君、そこで何をしている」

ふと後ろから声を掛けられる

振り向くとそこには見たことのない知らない男と女が1人

「あー・・・あなた達誰ですか?」

はとりあえず聞く

「私はここで働いている者だが」

「あなたは誰ですか」

男と女が交互に口を開く

青い服を纏った人達

「えっとーっちゅうもんですけど」

・・?変わった名前だな」

「いえいえ。が名前ですけど」

「ではと言うのかね?」

「いえいえ。です」

そう言うと彼らは首をかしげた

まぁ、そんなことはどうでもいい

そう言って男はまたも問う

「それで・・?君はそこで何をしていた?」

「いや。気がついたらここにいて・・・。で?あなた達は誰ですか?」

そう言うと、男は

ああ、といったふうに自己紹介を始めた

「私はロイ・マスタングだ」

「ろいますたんぐ・・?変な名前」

そう言うとロイ・マスタングと名乗ったものは酷くショックを受けた顔をする

「生まれて29年、初めて名前を否定されたな・・」

「あ、ごめんなさい」

だって変な名前だもん

日本じゃ絶対に聞かないような名前

「まぁ、いいがね。で、こっちはリザ・ホークアイ」

ロイは隣りの女性を指し、言う

「・・(この女の人も変な名前)」

「で?君はなぜここにいる」

「さっきも言ったはずです。気付いたらここにいたんですけど」

「変なことを言うお嬢さんだな」

「いや、だって本当のことですから。で?ここはどこです?私は家にいたはずです。東京の家に」

「トウキョウ・・・?どこだね?それは」

「は?」

何を言っているんだろう、この男は

東京といえば日本で一番の大都会だ

知らないハズがない

「・・突かぬことをお聞きしますが、ここはどこですか?」

「イーストシティの東方司令部前だが」

「いーすとしてぃ?何それ。テーマパークかなんか?」

「・・・大佐」

が不思議そうに言うと隣りの、リザはロイを呼ぶ

少し警戒した表情

ロイも厳しい顔をし、こくんと頷く

・・君は何者だね?」

「何者もくそもありません。普通の高校生です。ただ少しだけ頭がいいけど」

彼女は言う

「・・大佐、お気を付け下さい」

「ああ」

2人は何やらこっそりと言い、そしてから少し距離をとる

様子がおかしい

あ、もしかして夢かも

「あのーこれって夢ですか?」

「何を言っている。これは紛うことなく現実だ」

「え・・じゃあ、ここはどこですか?」

「さっきも言ったじゃないか。ここはイーストシティ。アメストリス国のな」

「アメス・・?そんな国聞いたことないんですけど・・?」

そう言うとリザは銃を取り出し構える

それを見てはぎょっとし、慌てる

「ちょっ!!銃刀法違反です!!何してんですか!!」

「銃刀法?知りませんね。そんな法」

「えぇ!?でも・・」

「君は現時点を持って要注意人物だと判断された。私達と共に来なさい」

「はぁ!?待ってよ!だって私、学校」

「では身分を証明するものを見せなさい」

「そんなもん持ってるわけないでしょ!?だってさっきまで家にいたんだから!!」

「とにかく私達と一緒に来なさい、取調べを」

「やだ!!!」

そう言っては走り出す

ロイという男とリザという女が何やら叫んで追いかけてくる

「もー!!訳分かんないよ!!!!」

彼女は必死で走った

 

 

 


言い訳
とりあえず、2話ですが。
結構矛盾とか矛盾とか矛盾が残る話ですね(笑)
でも結構テキトーに進めさせてもらってます。
それにしても連載って難しいなぁ・・(オイ;)

 

 

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